CentOSを使っていく

CentOS7 にて新規インストールを実施した場合に上手く起動しないことがあります。
他のサイト等でもその事象は確認されておりますが、備忘兼ねて。

【以下：jurnalctl -xe より】

• -- The result is failed.
  10月 14 19:25:26 localhost.localdomain systemd[1]: Unit vsftpd.service entered failed state.
  10月 14 19:25:26 localhost.localdomain systemd[1]: vsftpd.service failed.
  10月 14 19:25:26 localhost.localdomain polkitd[902]: Unregistered Authentication Agent for unix-process:2104:149585 (system bus name :1.26, object path /org/freedesktop/PolicyKit1/AuthenticationAgent, locale ja_JP.UTF-8) (disconnected from bus)

vsftpdが上手く起動していないことが分かり、自環境設定とvsftpd.confの記述で？に思ったことから
以下の箇所について疑ってみました。（自環境ではIPv4を使っています）

【以下：/etc/vsftpd/vsftpd.conf より】

• # When "listen" directive is enabled, vsftpd runs in standalone mode and
  # listens on IPv4 sockets. This directive cannot be used in conjunction
  # with the listen_ipv6 directive.
  listen=NO
  #
  # This directive enables listening on IPv6 sockets. By default, listening
  # on the IPv6 "any" address (::) will accept connections from both IPv6
  # and IPv4 clients. It is not necessary to listen on *both* IPv4 and IPv6
  # sockets. If you want that (perhaps because you want to listen on specific
  # addresses) then you must run two copies of vsftpd with two configuration
  # files.
  # Make sure, that one of the listen options is commented !!
  listen_ipv6=YES

使用していない IPv6 でのスタンドアロンモードでの使用許可設定であったため、当該箇所について

listen=YES、listen_ipv6=NO へ変更し再度vsftpdを起動すると、問題なく起動することができました。

そういえば、CentOSってそろそろメジャーバージョンが出るんじゃないかな？
と思い検索してみると、「CentOS-7 Release Candidate now available」なる記事が。７月４日の記事なので、ほんと、つい最近のことのようです。

勉強中、たまたま見ていた記事で、『SELinuxで保護する以前に』～＠ITの記事「スイッチ・オン！SELinux」シリーズの一番最初の記事「第1回 CMSツールをよりセキュアに導入しよう」の最初のページに記載された基本的な対応として記載されていたものですが、すみません、引用させていただきます。

過去のメモが出てきたので、貼ってみました。

本編の途中から、リモートコンソールを使った記述に変更していますが、そもそもリモートコンソールとは何だ？という方々のために、簡単に（いい加減な）解説をさせていただきます。

解説のために、「【準備編】 その0～序」で使用した図を改めて掲載します。